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 ORCA通信

ORCA通信とはサイズから定期的に発行されるスペック作成のヒントと新規開発されるメニューのご案内です。


 ORCA通信 vol.015(2009/4/09発行)


ORCAユーザーの皆様、こんにちは。
第15回ORCA通信をお届けいたします。

INDEX
[1] スペック作成のヒント第十五回(1):マトリクスに矢印を入れよう!! 見本はこちら
[2] スペック作成のヒント第十五回(2):これは使える!ORCA Script

今回は、2つのスペック作成のヒントをご紹介いたします。

[1] スペック作成のヒント

第十五回:マトリクスに矢印を入れよう!!


■マトリクスでの矢印の表示■
矢印画像

マトリクスの設問で、選択肢部分に回答方向を示す矢印画像を入れたいということがあると思います。
その度に<table>を組んだりして表示させると面倒ですね。

そこで今回は簡単に矢印を表示させる方法をご紹介いたします。


■サンプルスペックの説明

BANK HTML Headerタブに以下を入力します。

矢印の画像を素材へ入れておきます。

<style type="text/css">
<!--
td.MTHR {
background-image: url(<!-- ORCA:REP:URL_MATERIAL -->yoko.gif);横矢印画像
background-position: right center;
background-repeat: no-repeat;
}
td.MTVR {
background-image: url(<!-- ORCA:REP:URL_MATERIAL -->tate.gif);縦矢印画像
background-position: center bottom;
background-repeat: no-repeat;
}
-->
</style>


15000.Q/15010.Q  回答横方向のマトリクス

15020.Q/15030.Q  回答縦方向のマトリクス

スペックを添付いたしますので是非コピ-してお使いください!! スペックダウンロード

ご覧になる際は、ウインドウ > 素材 > 右クリックからファイルパスの更新をしてください。

ここでは横方向の矢印が選択肢に重なっています。
選択肢が見えにくくなってしまいますので、作成時は表側の幅を広くするなど、重ならないように注意してください。

完成画面はこのような画面です。→こちら

※画像の変更は画像のファイル名(波線部分)を変更してください。
また、テンプレートの「tn_body.html」に設定すれば、毎回BANKでの設定をしなくても矢印を表示できますので、手間がかかりません。


テンプレートの設定方法

矢印画像をテンプレートのフォルダへ入れます。
tn_body.htmlに以下を入力します。

<style type="text/css">
<!--
td.MTHR {
background-image: url(<!-- ORCA:REP:URL_TEMPLATE -->yoko.gif);横矢印画像
background-position: right center;
background-repeat: no-repeat;
}
td.MTVR {
background-image: url(<!-- ORCA:REP:URL_TEMPLATE -->tate.gif);縦矢印画像
background-position: center bottom;
background-repeat: no-repeat;
}
-->
</style>


ファイルを添付いたしますので挿入部分はファイルをご参照ください。
38行目~47行目に挿入しています。
ファイルダウンロード(テンプレートZIP内のtn_body.html)


[2] スペック作成のヒント
第十五回:これは使える!ORCA Script


■選択肢の大小■

ORCAには「S(selectionの略)」というORCA Scriptがあります。
これは選択された選択肢の番号を返すもので、2つの単一回答設問の回答を比較し、大小を判別したいというときにはこの「S」を使うと便利です。

(例)世帯年収と個人年収の比較
   世帯人数とその世帯の子供の人数の比較 など判別したい場合にお使い下さい。

完成画面はこのような画面です。→こちら(マトリクスの次のページです)

■サンプルスペックの説明

BANK15110.Qと15120.Qを同じ画面で表示します。
15110.Q設問です(世帯年収)
15120.Q設問です(個人年収)
15130.J15110.Qと15120.Qでの回答が「答えたくない」「わからない」の場合、終了するジャンプです。
15140.J15120.Qの個人年収が15110.Qの世帯年収より大きい回答だったら15110.Qへバックジャンプします。

イレースジャンプにチェックをすることで、ジャンプ先までの回答が全て消え、何も回答をしていない状態から回答しなおすことになります。

return Q15120.S > Q15110.S;
15300.Q設問です(回答内容の確認)
15400.J15300.Qでの回答が「もう一回」の場合、15000.Qへバックジャンプします。


こちらもスペックを添付いたしますので是非コピ-してお使いください!!
スペックダウンロード

ご不明な点等がございましたらお気軽にご連絡ください。
それでは次回もお楽しみに!


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