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vol.086
ORCA通信
皆様のご協力のおかげでORCA ver2.3にバージョンアップをすることができました。
ありがとうございました。
お手元のORCA Editorがまだ2.2以前の場合は、2.3以上のEditorのインストールをお願いいたします。
第86回ORCA通信をお届けいたします。
ORCA通信 vol.086(2021/06/18発行)
INDEX
[1]
ver2.3系バグ報告
[2]
ver2.3系「ブラウザの戻るボタン」の挙動変更について
[3]
スペック作成のヒント
[1] ver2.3系バグ報告
2.3系で以下バグが発見されています。ver2.3.4にて修正予定です。
1.スペックを登録するたびにサンプル除去設定の「終了ID 100 以上 システムにて登録」の行が追加される
サンプル除去設定を利用されていない場合は影響ありません。
サンプル除去設定を行った後にスペックを登録した場合は、サンプル除去設定の条件にご注意ください。
事前に「終了ID 100 以上」を【無効】に切り替えたのちにスペック登録を行った場合でも、【有効】の状態で条件が追加されますので、
終了ID100以上の回答が除かれた状態になってしまいます。
ご面倒ですが追加された不要な条件を削除いただきますようお願い申し上げます。
2.新規ジョブ作成時、スペックを登録しても操作メニュー・集計メニューがアクティブにならない
一度ジョブトップに戻るとメニューがアクティブになります。ページを切り替えて各メニューにお進みください。
ご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。
[2] ver2.3系「ブラウザの戻るボタン」の挙動変更について
「ブラウザの戻るボタン」を無効の状態の挙動が変わりました。
2.3系では、セキュリティの向上(キャッシュ可能なSSLページの脆弱性)のため、キャッシュをしないようHTTPヘッダの追加を行いました。
そのため、ブラウザの戻る機能が動作した際に、前画面の表示ができず「フォームの再送信」というブラウザから出力されるエラーページが表示されるようになりました。
2.2系までは「ブラウザの戻るボタン」を無効の状態で「ブラウザの戻るボタン」を押下すると、
内部的に前のページへ戻って再度進ませるというJavaScriptで制御していました。
このため、Windows(Chrome/Edge/FF/IE11)では「戻るボタンが押せない」状態に見え、
Macではページ自体戻ることはできても回答の書き直しができず、
戻ったページで次へを押すと回答すべきページに遷移されるようになっておりました。
ご面倒ですが、回答画面のテンプレートに「ブラウザの戻るボタンを押さないでください」等注意喚起をお願いいたします。
なお、「ブラウザの戻るボタン有効」の場合は、今まで通りの挙動となります。
★専用サーバーをお使いのお客様は、この機能をOFFにすることが可能です。
(セキュリティレベルは下がります。)
ご要望ございましたら機能をOFFにいたしますので、担当者までご連絡ください。
[3] スペック作成のヒント
小ネタを2つほど。
1.マトリクスの表頭幅が均等でないのはなぜ?
マトリクス設問およびテーブル設問作成時に
「なぜか表頭の幅が一定でない」という現象を目にする方もいらっしゃると思います。
そんなときは、
100 - 表側幅で指定した数値 = 表頭の数で割り切れる数値
になっているかを確認してください。
例えば表頭が7段階の尺度のときは、表側は
100 - X = 7で割り切れる数
となりますので、Xは30、37、44 といった数値を入れる必要があります。
表頭数で割り切れない値を設定すると按分できずに均等幅となりません。
・表側サイズ40%(100 - 40 = 60 [表頭数で割り切れない] )
・表側サイズ37%(100 - 37 = 63 [表頭数で割り切れる] )
2.完成間近のスペックなのに設問番号を変更しないと対応できない変更依頼が!
作りこんだ後の設問番号変更、ほんとうに嫌ですよね。
そんなときは、まず、変更しようとしている設問番号をちょっと変えて「検証」をしてみましょう。
(Q1000として作成していたらQ1001にしてみます。Q1001は使っていない番号という想定です)
すると、Q1000をTAや、参照選択肢として参照している設問、ならびに
Q1000を条件としていたジャンプなどが検証エラーで表示されます。
変更すべき点が明確になるので便利です。
前回のスペックを使いまわす、といったときにも使えます。
是非ご利用ください。
過去のサンプルスペックは
こちら からダウンロードできます。