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 よく使うORCA Script

ORCA Scriptとは、設問や選択肢の表示/非表示のコントロールや、分岐の条件となる式です。
その中で最もよく使うORCA Scriptです。
●お約束●
※ 全て半角で入力します。
※ !は否定を表します。
※ 記号の間は半角スペースをあけます。
※ 式の1番最後には必ず;(セミコロン)を入力します。


 選択 C(choice) CA(choice all) S(selection)



(例1)選択肢1にチェック(例2)選択肢1と2と3にチェック(例3)選択肢1と3と5にチェック

Q1(設問番号1000)で選択肢番号3が選択されたとき
 Q1000.C[3];     ←選択肢3「もも」が選択されたとき条件成立なので例2例3が該当する。

Q1(設問番号1000)で選択肢番号1が選択されなかった(否定)とき
 ! Q1000.C[1];      ←選択肢1「いちご」が選択されなかったとき条件成立なのですべての例が該当しない。

Q1(設問番号1000)で選択肢番号2~4(連番)のいずれかが選択されたとき
 Q1000.C[2~4];     ←選択肢2「メロン」または3「もも」または4「みかん」のどれかが選択されたとき条件成立なので例2例3が該当する。

Q1(設問番号1000)で選択肢番号2~4(連番)の全てが選択されなかった(否定)とき
 ! Q1000.C[2~4];     ←選択肢2「メロン」または3「もも」または4「みかん」のいずれも選択されなかったとき条件成立なので例1が該当する。

Q1(設問番号1000)で選択肢番号1・5(連番でない)のいずれかが選択されたとき
 Q1000.C[1,5];     ←選択肢1「いちご」または5「りんご」のどちらかが選択されたとき条件成立なので例1例2例3が該当する。




Q1(設問番号1000)で選択肢番号1~3(連番)の全てが選択されたとき
 Q1000.CA[1~3];     ←例2のみ該当

Q1(設問番号1000)で選択肢番号1・3・5(連番でない)の全てが選択されたとき
 Q1000.CA[1,3,5];     ←例3のみ該当





(例1)Q1で
選択肢1と2と3にチェック
(例2)Q1-1で
選択肢1にチェック
(例3)Q1-1で
選択肢5にチェック
(例4)Q1-1で
選択肢1と2と3と6にチェック

Q1-1(設問番号1100)の回答が、Q1(設問番号1000)で選択した選択肢のとき
 Q1100.C[Q1000.S];     ←例1のとき、ここで選択された3つの中のどれかが選択されたら条件成立なので、例2例4が該当する。

Q1-1(設問番号1100)の回答が、Q1(設問番号1000)で選択していない(否定)選択肢のとき
 ! Q1100.C[Q1000.S];     ←例1のとき、ここで選択された3つ以外が選択されたら条件成立なので、例3が該当する。



 数値 N(number) 



(例1)10と記入(例2)7と記入(例3)20と記入

Q2(設問番号2000)で回答内容が10と等しいとき
 Q2000.N == 10;     ←10と入力されているとき条件成立なので、例1が該当する。

Q2(設問番号2000)で回答内容が10と等しくない(否定)とき
 Q2000.N != 10;     ←10と入力されていなかったとき条件成立なので、例2例3が該当する。

Q2(設問番号2000)で回答内容が10未満のとき
 Q2000.N < 10;     ←10より小さい数のときに条件成立なので、例2が該当する。

Q2(設問番号2000)で回答内容が10以下のとき
 Q2000.N <= 10;     ←10を含めた小さい数のときのとき条件成立なので、例1例2が該当する。

Q2(設問番号2000)で回答内容が10より大きいとき
 Q2000.N > 10;     ←10より大きい数のとき条件成立なので、例3が該当する。

Q2(設問番号2000)で回答内容が10以上のとき
 Q2000.N >= 10;     ←10を含めた大きい数のとき条件成立なので、例1例3が該当する。

Q2(設問番号2000)で回答内容が1以上20未満のとき
 Q2000.N >= 1 & Q2000.N < 20;     ←より大きく20より小さい数のとき条件成立なので、例1例2が該当する。


 文字 V(value) 



(例1)記入なし(例2)ABCと記入(例3)XYZと記入

Q3(設問番号3000)での回答内容がABCと等しいとき
 Q3000.V eq 'ABC';     ←ABCと入力されているとき条件成立なので、例2が該当する。

Q3(設問番号3000)での回答内容が何も記入されていないとき
 Q3000.V eq '';     ←なにも入力されていなかったとき条件成立なので、例1が該当する。


Q3(設問番号3000)での回答内容がABCと等しくない(否定)とき
 Q3000.V ne 'ABC';     ←ABCと入力されていなかったとき条件成立なので、例1例3が該当する。

Q3(設問番号3000)で何かしらの文字列が記入されているとき
 Q3000.V ne '';     ←何かしら入力されていたとき条件成立なので、例2例3が該当する。


 選択個数 CT(count)




(例1)3つ選択(例2)1つ選択(例3)5つ選択

設問番号4000での選択個数が3つのとき
 Q4000.CT == 3;     ←3つ選択されているとき条件成立なので、例1が該当する。

設問番号4000での選択個数が3つでない(否定)とき
 Q4000.CT != 3;     ←3つ選択されていなかったとき条件成立なので、例2例3が該当する。

設問番号4000での選択個数が3つ未満のとき
 Q4000.CT < 3;     ←選択数が3つより少なかったとき条件成立なので、例2が該当する。

設問番号4000での選択個数が3つ以下のとき
 Q4000.CT <= 3;     ←選択数が3つを含め少なかったとき条件成立なので、例1例2が該当する。

設問番号4000での選択個数が3より大きいとき
 Q4000.CT > 3;     ←選択数が3つより多かったとき条件成立なので、例3が該当する。

設問番号4000での選択個数が3以上のとき
 Q4000.CT >= 3;     ←選択数が3つを含めて多かったとき条件成立なので、例1例3が該当する。


 複数条件 or &(and) 


複数の式を組み合わせる場合には、or&を使って組み合わせていきます。
※or、&の前後には半角スペースまたは改行を必ず入力してください。

(例1)Q1で
選択肢1にチェック
(例2)Q4で
選択肢4にチェック
(例3)Q2で31と記入

設問番号1000(Q1)で選択肢番号1、もしくは設問番号4000(Q4)で選択肢番号4が選択されたとき
 Q1000.C[1] or Q4000.C[4];     ←例1例2が選択されたとき条件成立

設問番号1000(Q1)で選択肢番号1、且つ設問番号4000(Q4)で選択肢番号3が選択されたとき
 Q1000.C[1] & Q4000.C[4];     ←例1例2が選択されたとき条件成立

設問番号2000(Q2)の回答内容が20以上、
且つ設問番号1000(Q1)で選択肢番号1、もしくは設問番号4000(Q4)で選択肢番号3が選択されたとき
 Q2000.N >= 20 & (Q1000.C[1] or Q4000.C[4]);     ←例3と、例1例2が選択されたとき条件成立


 マトリクス P




※ 親 ・・・ マトリクス設問を表します。
※ 子 ・・・ 親の下に連なる設問を表します。


   ↑ 表側 = 親    表頭 = 子

親で選択肢番号1、子(設問番号5010)で選択肢番号2が選択されたとき
 P[1].Q5010.C[2];     ←赤枠が選択されたとき条件成立

親で選択肢番号1、子(設問番号5010)で選択肢番号2が選択されなかった(否定)とき
 ! P[1].Q5010.C[2];     ←赤枠が選択されなかったら条件成立なので、黄緑枠が該当する。

親で選択肢番号4・5、子(設問番号5010)で選択肢番号3~5の中のいずれかが選択されたとき
 P[4].Q5010.C[3~5] or P[5].Q5010.C[3~5];     ←黄緑枠の中のいずれか選択のとき条件成立

親で選択肢番号4・5、子(設問番号5010)で選択肢番号3~5の中の全てが選択されたとき
 P[4].Q5010.CA[3~5] & P[5].Q5010.CA[3~5];     ←黄緑枠の中全て選択のとき条件成立


 表示 D(display)




(例1)


設問番号6000(Q6)での表示順を選択肢番号1・3・5・2・4・6・7とするとき
 Q6000.D = [1, 3, 5, 2, 4, 6, 7];


(例2)
 ⇒ 

設問番号6030(Q6-3)での表示を設問番号6010(Q6-1)で表示された選択肢と同じとするとき
 Q6030.D = Q6010.D;

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