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常設戻るボタン

回答画面にて、常時表示される『戻る』ボタンを設置し、そのボタン押下にて、直前のページへ戻る機能です。

回答途中からの復帰が「あり」の場合には、ブラウザを閉じても前のページに戻ることができます。

【ご注意】
回答生成機能では、常設戻るボタンを押下しないので、このボタンによる遷移を考慮した回答を生成することはできません。

ORCA Editorの[設問セクション]-[編集]から設定いただけます。

事前準備

テンプレートへ新しい置換ワードを追加する
常設戻るボタンの機能を使うためには、テンプレートを1.7.8用にする必要があります。
bodyのテンプレートに青字部分のように追加してください。

記入例：


<br>

<div class="center">
<input type="submit"
name=""
id=""
value="次へ >>" class="CBT" >
</div>


<br>

<div class="center">
<input type="submit"
name=""
id=""
value="<< 戻る" class="CBT" >
</div>

* 1.7.8で新設された置換ワードについての詳細はこちらからご覧ください。

常設戻るボタンの種類

以下の4つの方式より選択することができます。

使用しない
履歴モード
強制遷移モード / ﾊﾞｯｸﾄﾚｰｽｸﾘｱ有り
強制遷移モード / ﾊﾞｯｸﾄﾚｰｽｸﾘｱ無し

使用しない
次へ進むボタンのみが表示され、戻る機能があるボタンは表示されません。
「ブラウザの戻るボタンを有効にする」をONにしたい場合は、「使用しない」を選択してください。
履歴モード
「戻る」ボタンが常に表示されます。
「戻る」ボタンを押した画面の回答はクリアされます。
「戻る」の動作は「ブラウザの戻るボタンを有効にする」をONにした場合と同様です。
強制遷移モード
「戻る」ボタンが常に表示されます。
「戻る」ボタンを押した画面の回答は保持されます。
・ﾊﾞｯｸﾄﾚｰｽｸﾘｱ有り
回答完了時に、不要な回答を削除してから回答格納します。（経路を確定してクリーニングを行う）
データクリーニングの手間が省ける一方、回答内容を削除してしまうため、データに経路に不備が生じていた場合、データリカバリーできない状況になる恐れがあります。
・ﾊﾞｯｸﾄﾚｰｽｸﾘｱ無し
経路によって矛盾が生じた回答もそのまま回答を格納します。データクリーニングが必須です。
画面遷移の見本
以下のURLのスペックアーカイブファイルの違いは常設戻るボタンのモードのみです。
・履歴モード
・強制遷移モード / ﾊﾞｯｸﾄﾚｰｽｸﾘｱ有り
・強制遷移モード / ﾊﾞｯｸﾄﾚｰｽｸﾘｱ無し

【画面構成】

上記のように、常設戻るボタンとイレースジャンプを併用すると、データが正しく送信されませんでした というメッセージが表示されて回答を完了することができなくなります。
そのほかにも、必須回答にもかかわらず回答がブランクで回答完了してしまう場合があります。
この現象については、Q6で常設戻るボタンを非表示にしておくことで回避ができます。
*　Q6に戻るボタンがない見本（バックトレース有り）は　こちらをクリック

そのほかにも、常設戻るボタンを設置したまま回答分岐を行うと、Q3とQ4のように「存在しないはずの回答が存在する」という状態になることがあります。

常設戻るボタンの制御

戻るボタンを特定のページで表示しないようにするには
ボタン選択設問利用時や、特定の設問で「戻る」ボタンを表示しないという選択ができます。
設問文およびBANK文章設定の設定画面にて設定します。
下部の「非表示」のチェックボックスをONにします。