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 ORCA通信

ORCA通信とはサイズから定期的に発行されるスペック作成のヒントと新規開発されるメニューのご案内です。


 ORCA通信 vol.005(2008/10/09発行)

皆様こんにちは(´ー`)ノ 
第五回ORCA通信をお届けいたします。

INDEX
[1] 開発情報(新機能追加)
[2] スペック作成のヒント第五回:これは使える!ORCA Script


[1] 開発情報

ORCA DataConverter、使っていますか?


ORCA DataConverterが正式リリースとなり、皆様のサーバーにインストールさせていただきました。
お使いいただいていますでしょうか?

ORCA DataConverterは、ASSUM/Quantum/SPSS/秀吉/太閤形式に対応したデータコンバーターです。

集計>ダウンロード>回答データods形式でダウンロードし、コンバータの「ファイルを開く」odsファイルを指定します。
変換タイプでお好きな集計ソフトをお選びいただき出力先フォルダを指定(生成)して実行 > 出力を選択してください。

使い方の説明はこちらから

ご不明点ございましたお気軽にお問合せください!

[2] スペック作成のヒント

第五回:これは使える!ORCA Script


スペックを作成する際、ちょっとしたことだけど制限がかけられたら・・
こんな動きをさせられたら・・と思うことはありませんか?
(もちろん、そんな時はお気軽にお問い合わせください!)

本日は題名通り、これは使える!という3つをご案内します。

完成画面はこのような画面です。→こちら

■文字数制限

文字入力設問で、入力する文字数の制限を行うことが出来ます。
制限を設定したい設問の下にジャンプを作り、そこでアラートをかけます。

ジャンプ式 40文字以内という制限をかける場合

length( Q5200.V ) > 40;

■メールアドレスの簡易入力チェック

1つ目はメールアドレスを入力する際、XXXXX@XXXXという入力以外は次へ進めないようにアラートをかけます。

ジャンプ式

function invalidMailaddress( $mail )
{
var $m1 = match( $mail , "[^;/?:@&=+$,A-Za-z0-9\\-_.!~*'()%]" );
var $m2 = match( $mail , "^[\\d\\w\\-\\.]+@[\\d\\w\\-\\.]+$" );
return ( $m1[0] || ! $m2[0] );
}
return invalidMailaddress( Q5020.V );

2つ目は最初に入力したアドレスと確認用に入力したアドレスが一致しなければ次へ進めないようにアラートをかけます。

ジャンプ式

Q5020.V ne Q5030.V;

■マトリクス形式で順位をつけてもらう場合の判定方法

1位が2つあるなど回答に矛盾が起きないようにします。
設問の下に自動回答を作り、その更に下にジャンプを作り1つしか選べないようアラートをかけます。

ジャンプ式

if( Q5130.S != 6 and Q5140.S !=6 )
{
return ( ( Q5130.S == Q5140.S ) or ( Q5140.S == Q5150.S ) or ( Q5130.S == Q5150.S ) );
}
0;

また、特になしという選択肢がある場合は、特になしを選択した以降の順位には特になし以外を選択できないよう、アラートをかけます。

ジャンプ式

if ( Q5130.S == 6 )
{
return ( Q5140.S != 6 or Q5150.S != 6 );
}
elsif( Q5140.S == 6 )
{
return ( Q5150.S != 6 );
}
0;
スペックを添付いたしますので是非コピ-してお使いください!!

スペックダウンロード

ORCA通信いかがでしたか。
次回も、「これは使える!ORCAスクリプト」デス。

お楽しみに!


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