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vol.024
ORCA通信
ORCA通信とはサイズから定期的に発行されるスペック作成のヒントと新規開発されるメニューのご案内です。
ORCA通信 vol.024(2009/10/29発行)
ORCAユーザーの皆様、こんにちは。
第24回ORCA通信をお届けいたします。
INDEX
[1] ORCA Editor 機能のご紹介
[2] スペック作成のヒント第二十三回:これは使える!ORCA Script
見本はこちら
[1] ORCA Editor 機能のご紹介
◆設定◆
ORCA Editorの設定はされていますか??
メニューウィンドウの [ファイル] > [設定] からEditorを自分仕様に設定できます。
設定画面の項目 | 説明 |
新規作成時の設問番号 | 新規に調査票を作成する場合、一番最初に作成される設問番号です。いつも1万番台から作成している場合は、この値を10000にします。 |
設問番号の増分 | 設問を追加していく場合、現スペックで一番大きい設問にこの増分を加えた選択肢番号が自動的に付与されます。 5ずつ増分したい場合は、100を5に変更します。 |
テンプレートパス | テンプレートの参照先です。デスクトップにテンプレートを置いておきたい場合は、このパスをデスクトップに変更します。 |
デフォルトテンプレート名 | いつも使うテンプレートは、ここにテンプレート名を入れることにより毎回開始セクションで選択する必要がなくなります。 |
リスト未選択時の表記 | 「▼選択してください」のように▼を減らすなどお好みの文言に変更して設定することができます。 |
デバッグ用外部ブラウザ1 | 設定なしの状態ではお使いの「標準ブラウザ」が表示されます。(普通はインターネットエクスプローラー) |
デバッグ用外部ブラウザ2 | 別のブラウザを使いたい場合は、ブラウザを指定してください。以下はSafariを指定したい場合の例です。 C:\Program Files\Safari\Safari.exe |
デバッグサービスポート番号 | デバッグ時には、エディタがWebサーバーの代わりをしてブラウザと通信します。0だとORCAエディタが勝手に決めて使います。自分で決まった番号を使用したい場合ここに数字を入れて使うこととなります。 |
プレビュー出力時 Accept-Language | デフォルトテンプレートはブラウザの表示言語によって切り替わります。プレビュー表示の時に切り替えたい時にここに言語を入力します。 |
細かい部分の設定ではありますがご活用ください。
[2] スペック作成のヒント
第23回:これは使える!ORCA Script
今回は、「選択肢の判定(先の設問で選択した選択肢以外は選択できない)」をご紹介いたします。
バックジャンプで制御しアラートを出すことによって、選択していない選択肢を次の設問で選択できないようにするORCA Scriptです。
Q1:認知でONしていない選択肢を
Q2:経験でONした場合アラートをだす、といった場合に利用できます。
短いスクリプトなので簡単です!!
完成画面はこのような画面です。→
こちら
■サンプルスペックの説明
BANK 24010.Q、24020.Qを同じ画面へ表示します。
24010.Q Q1の設問です。
24020.Q Q2の設問です。
24050.J Q1で選択した選択肢以外をQ2で選択していたら24010.Qへバックジャンプします。
ORCAScriptには以下のスクリプトを入力します。
ジャンプ条件非成立時の設定のほうに、ジャンプ先を設定します。
《文字色説明》
24010.Q = 1番目(先)の設問の設問番号です。
24020.Q = 2番目(後)の設問の設問番号です。
■サンプルスペックの説明(マトリクスの場合)
★☆★マトリクスの場合のスクリプトは以下のように入力します★☆★
24110.Q Q1 マトリクス(親)選択肢数4つ
24120.Q Q1 マトリクス(子)
24210.Q Q2 マトリクス(親)
24220.Q Q2 マトリクス(子)
24230.J P[1].Q24120.CA[P[1].Q24220.S]
&
P[2].Q24120.CA[P[2].Q24220.S]
&
P[3].Q24120.CA[P[3].Q24220.S]
&
P[4].Q24120.CA[P[4].Q24220.S];
スペックを添付いたしますので是非コピ-してお使いください!!
スペックダウンロード
今回のORCA通信はいかがでしたか。
ご不明な点等がございましたらお気軽にご連絡ください。
『こんな見本スクリプトが欲しい!』というご要望もお待ちしております。
どしどしお寄せください!!
それでは次回もお楽しみに!