TOP >
Users >
ORCA通信アーカイブ >
vol.010
ORCA通信
ORCA通信とはサイズから定期的に発行されるスペック作成のヒントと新規開発されるメニューのご案内です。
ORCA通信 vol.010(2008/12/18発行)
皆様こんにちは(´ー`)ノ
第十回ORCA通信をお届けいたします。
INDEX
[1] スペック作成のヒント第九回:これは使える!ORCA Script
今回は回収割付の条件が複数ある場合、
優先順位が高いセルから回収する方法をお送りします。
■サンプルスペックの説明
10001 | シャンプーはしますか?という設問です |
10002.J | シャンプーを選択しなかったら終了のジャンプです |
10010 | マトリクス設問(親)です。表側にシャンプーのブランドを提示します。 |
10020 | マトリクス設問(子)です。表頭に利用頻度を提示します。 |
この調査の回収割付と該当条件は以下のとおりだったと仮定します。
この場合、該当条件は重複します。
このとき、出現率が低いと思われるラックスを「5 知らない」と回答した人やSilkを「1 いつも使っている」
と回答している人は、パンテーンを「1 いつも使っている」と回答していても「ラックス(非認知者)」や「Silk(ヘビーユーザー)」として割付を行いたいですよね。
そこで今日のポイントです。
10100 クォータ判定(割付)です(ここで優先順位も設定します)
■割付にクォータ判定をつけたORCA Scriptを入力します
P[1].Q2200.C[5] and ! quota_que('C001');
※C001とはサーバのクォータ設定で各設問クォータIDに登録したものです。
C001のクォータが埋まっていない、親での選択肢番号が1で、子(設問番号2200)での選択肢番号が5
(ラックスを知らないという回答のクォータが埋まっていないとき)
■選択肢表示設定の選択肢のところを上から優先順位が高い順に並べ替えます。
今回は以下の順序とします。
11100.JLクォータが埋まったら終了のジャンプです
12100 回答された中で優先順位が最も高いものの表示です
管理画面で設問クォータファイルをアップロードして完成です。
エクセルのダウンロード
百聞は一見に如かず。
スペックを見ると意外と設定が少ないことに驚かれると思います。
スペックを添付いたしますので是非ご参照ください。
スペックダウンロード
今回のORCA通信いかがでしたか。
次回も、「これは使える!ORCA Script」デス。
『こんな見本スクリプトが欲しい!』というご要望もお待ちしております。
どしどしお寄せください!
お楽しみに!