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 ORCA通信

ORCA通信とはサイズから定期的に発行されるスペック作成のヒントと新規開発されるメニューのご案内です。


 ORCA通信 vol.012(2009/2/12発行)


ORCAユーザーの皆様、こんにちは。
第12回ORCA通信をお届けいたします。

INDEX
[1] エクスポート機能
[2] スペック作成のヒント第十二回:これは使える!ORCA Script


[1] エクスポート機能

ジョブを残したままでいるとサーバのディスク容量が足りなくなってしまいます。
このディスク容量の圧迫を防止するため、完了したジョブのデータをサーバから消さなくてはいけません。

そこで今回はエクスポート機能をご紹介いたします。

エクスポートはジョブをそのまま(スペック、設定各種、回答データ)を丸ごと保存できるので
「他のORCA Serverにジョブを移動させたい」
「手元に今の時点のジョブをバックアップしておきたい」
というときにとても便利です!

また、エクスポートしたデータはORCA Core(Windows版)を使えば、クライアントPC(非接続環境)でいつでも見ることが可能です!
※ORCA Core(Windows版)のダウンロード・インストール方法はこちらをご参照ください。

【エクスポート方法】

1.エクスポートをするジョブを開きます。
2.操作 > エクスポート からダウンロードを行います。

【インポート方法】

1.新規ジョブ設定画面を開きます。
2.画面中央のタブ(詳細と日程の間)のインポートをクリックします。
3.新規ジョブの作成と同じように必要事項を入力します。
4.インポートファイルの参照からエクスポートしたファイルを選択し、設定をします。


[2] スペック作成のヒント
第十二回:これは使える!ORCA Script


今回は『追加入力欄の詰め直し』をご紹介します。
これは前回紹介した「未入力回答欄の詰め直し」と第七回で紹介した「追加入力欄引継ぎ(CV)」を組み合わせたものですが、組み合わせることで更に便利になるのです!!

完成画面はこのような画面です。→こちら

■サンプルスペックの説明

12100.Q設問です(単一回答)
12200.J12100.Qで食べないと回答したら終了のジャンプです
12300.Q追加入力欄に入力された回答を各項目ごとに格納します(自動回答・ORCA Script文字)
*ここでは12100.Qの選択肢番号1の中にある1番目の追加入力欄の回答を格納する
Q12100.CV[1][1];格納したい追加入力欄の設問番号
Q12100.CV[1][1];選択肢番号
Q12100.CV[1][1];選択肢の中の何番目の入力欄かを入力
12400.Q12100.Qで2番目の追加入力欄に入力された回答を格納します
(12300.Qと同様)
12500.Q12100.Qで3番目の追加入力欄に入力された回答を格納します
(12300.Qと同様)
12600.J空いている回答欄がある場合、ここで詰めます。
ジャンプ条件式

var $a = [ Q12300.V, Q12400.V, Q12500.V ];
var $b = [];
var $i;
for( $i = 0 ; $i < size( $a ) ; $i = $i + 1 )
{
                var $t = rtrim( $a[$i] );
                if( $t ne "" )
                {
                        push( $b, $t );
                }
}
Q12300.V = $b[0];
Q12400.V = $b[1];
Q12500.V = $b[2];
return 1;


※各回答欄の設問番号を入力する箇所には追加入力欄の内容を格納した設問番号(12300、12400、12500)を入力します。

スペックを添付いたしますので是非コピ-してお使いください!!
スペックダウンロード

お付き合いいただきまして誠にありがとうございました。
今回のORCA通信いかがでしたでしょうか。
次回も、「これは使える!ORCA Script」をお届けいたします。

『こんな見本スクリプトが欲しい!』というご要望もございましたらどしどしお寄せください!お待ちしております。
その他ご不明な点等もございましたらお気軽にご連絡ください。

それでは次回もお楽しみに!


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